5月中旬はさまざまな出来事があった。12日(金)は小中高合同運動会の前日だったが、G7富山・金沢教育大臣会合の初日、ANAクラウンプラザ富山で催された政府(文科省)主催夕食会に本校郷土芸能部が招待され、参加各国の教育大臣らの前で「こきりこ」「お小夜節」「麦屋節」を披露した(非公式の夕食会だったため、マスコミ報道はなく残念)。永岡文科大臣からもお褒めの言葉をいただき、五箇山民謡の魅力を世界に向け発信することができた。

 天候が心配された翌13日(土)、予定どおり小中高合同運動会が開催された。今年のテーマは「一致団結 深めよう三校の絆」。短い準備期間ではあったが、児童生徒の皆さんは精一杯競技や応援に取り組んでくれた。高校の選抜リレーで、生徒に混じって私も教員チームの一走で100メートルを全力疾走した(つもりだった)が、ふがいない結果に終わった。6月6日の校内マラソン大会でぜひリベンジを果たしたい。

 17日(水)は埼玉県さいたま市で開催された全国高校長協会総会・研究協議会に出席した。当日は30℃を超える真夏日。午後の部の発表を聴いていたところ、突然メールで「学校の近くで子熊が出た」との連絡が入った。この日は、万一を考慮し、先生方や保護者の協力もお願いし安全に生徒を帰宅(帰寮)させることとした。最近、五箇山で熊の目撃情報が相次いでおり、ここしばらくは気を付けたい。

 出張明けの19日(金)、5日ぶりに学校へ行くと、私の机上には山のように決済書類が積まれていた。またインフルエンザ(コロナでは無く)で数名の生徒が欠席という話も聞かされた。全く学校というところは、いろいろなことが起こる場所だ。気分転換に音楽でもと思いユーチューブを開くと、『美しい鰭』(詞・曲:草野マサムネ)という曲が目に留まった。現在上映中の劇場版名探偵コナン『黒鉄の魚影(サブマリン)』の主題歌でスピッツの最新曲だ。ところで、美しい鰭(ひれ)とは一体何を意味しているのだろうか(おのれの信念のようなもの?)。皆さんはどう思いますか。