11日の日曜日、北陸地方が梅雨入りしたとニュースで聞いた。例年並みとのことだが、その後一週間は雨の日と晴れの日が目まぐるしく入れ替わった。16日(金)には南砺市に大雨警報が発令され、国道がまたストップするのではとヒヤヒヤしたが、午後には雨がやみ、無事郷土芸能部の第1回リハーサールが行われた。春から夏に向かう6月、梅雨は日本特有の何とも鬱陶しい時期ではあるが、雨上がりの空や空気にもまた趣きがある。
梅雨の間隙を縫って、先週15日(木)午後、岐阜県白川村にある白川郷学園(義務教育学校)に出かけた。この日学園では、9年生(中3)の生徒や保護者を対象とした高等学校説明会が開催され、南砺平高校も呼んでいただいたのだ。本校からは私が出席し、パワポを使って南砺平高校の魅力(特に給食や生徒寮など)を思いっきりお話しさせてもらった。
白川村には高校がなく、学園の9年生は村外(主に高山市内)の高校に進学せざるを得ない。実は白川村からの距離・時間を考えても一番近い高校が南砺平高校なのである。これまでも多くの生徒が本校に入学し巣立っている。現在、学園から5名の生徒が本校に在籍しており、郷土芸能部やバレー部などで活躍してくれている。来春、学園の生徒が一人でも多く本校を受験してくれることを心から願っている。
白川村と言えば、五箇山と並び合掌集落で有名だ。せっかくなので世界遺産・白川郷に立ち寄ってみたところ、平日にも拘わらず駐車場には観光バスが十数台も列をなし、多くの観光客で賑わっていた。私のお目当ては気になっていた「水ぷりん」(ぷりんの家にて販売)をゲットすることだった(実はこの日は妻の誕生日)。ところが、お店にいくと既に本日完売。空同様私の心も雨模様となり、代わりに「なめらかぷりん」を携え帰ってきた次第である。