26日(土)午後10時頃、突然激しい雨が降り、1時間以上にわたって雷鳴がとどろいた。気象庁から県内に竜巻注意情報も出され、富山市内各地では落雷が原因とみられる火災などが相次いだ。被災した家には誠にお気の毒だったが、この雨で少しは涼しくなるのかと思いきや、猛暑はまだしばらく続く見通しだ。
本校では25日(金)から授業が始まり、始業式を前に実質的に夏休みは終わりを告げた。気がつけばあっという間に終わってしまった夏休み。皆さんは充実した夏を過ごすことができただろうか。奄美大島での郷土芸能部の全国大会(「優良賞」受賞)、スキー部の立山・乗鞍・北海道での強化合宿やOB会総会、バレー部の練習試合、2学年の映画制作(現地ロケ)など、生徒らは忙しい夏を過ごしたようだ。
私の夏休みを振り返ると、台風6号の影響で奄美行きの断念という何とも悔しい出来事もあったが、久しぶりに東京の義兄と姪が富山に来てくれるという嬉しい事もあった。夕食に富山のお寿司(と言っても回転寿司だったが)を存分に味わったあと、ライトアップされた富岩運河環水公園をそぞろ歩いた。スタバで買った冷たい飲み物を手に「サマーファウンテン」という音と光による噴水ショーを堪能し、とてもいい思い出になった。
環水公園で思い出したのが、2015年夏に放送されていた月9ドラマ『恋仲』だ。福士蒼汰と本田翼が主演の恋愛ドラマだった。新湊(内川)など県内各地でロケが行われ、最終回では環水公園での撮影シーンが使われた(このドラマでは、私がかつて勤務した滑川高校や上市高校もロケ地として登場する)。夏の終わりに聴きたくなる曲は多いが、ドラマの主題歌だった『君がくれた夏』(家入レオ)もそのうちの一つなのである。