9月も一週間が過ぎた。相変わらず日中は30度を超す暑い日が続いているが、朝晩は随分涼しく感じられるようになってきた。先週末は、奇しくも土日連続で魚津に出かけることとなった。9日(土)は魚津桃山球場で県高校野球秋季大会の1回戦、富山中部対連合チーム(八尾・富山西・呉羽・伏木)の試合を観戦。10日(日)は魚津ありそドームで県高校バレー秋季大会(春高バレー県予選)の1・2回戦を観戦した。

 野球のほうは、愚息(末っ子)の所属する4校連合チームの応援だったが、結果は3対7で初戦敗退。近年、部員不足の野球部が増えており、今大会では上市・雄山、入善・魚津工業も連合チームでの出場だ。4校の部員たちが一緒に練習できるのはせいぜい土日のみ。それでも、連合チームはハンデを乗り越え善戦したと思う。

 バレーのほうは、本校男子バレー部にとって県ベスト8を目指した戦いであり、3年生部員にとっては負ければ引退という最後の大会だった。1回戦の相手は魚津。1セット目はミスの連発で落としてしまったが2・3セットを奪い2対1で逆転勝利。2回戦の相手は富山工業。ここが正念場ではあったが、奮闘むなしく結果は0対2で敗戦。私としても、部員たちが夏休み中毎週のように練習試合に出かけ、チーム力強化に励んできた姿を見ていただけに悔しくてならない。

 ベスト8の目標は後輩たちに託すとして、3年生部員はここまでよく頑張ってくれた。この悔しさを胸に刻み、今後の人生の糧としてもらいたい。ありそドームからの帰り道、近くの「海の駅蜃気楼」に立ち寄りがてら、しばらく海岸線を愛車で走ってみた。夕日の富山湾にはやや早い時間で(また蜃気楼の姿形もなく)、敗戦の痛みとともに夏の終わりを実感した先週末だった。