10月3連休2日目の8日(日)は、スキー(クロカン)部が富山市大沢野で開催された第36回猿倉ローラースキー大会に参戦。夏場の立山・乗鞍での合宿、北海道遠征の成果が試される大会だった。また、郷土芸能部は石川県七尾市で開催された「ふるさと民謡(うた)まつり」に特別出演で招待され、大勢の観客の前で五箇山民謡3曲を披露した。
私は郷土芸能部にとって久々の県外での公演ということもあり、七尾市文化センターのほうに足を運んだ。この秋石川県では「第38回国民文化祭(いしかわ百万石文化祭2023)」という全国イベントが予定されており、今回の「ふるさと民謡まつり」はその開催記念応援事業として七尾市文化協会が主催したものだ。かつて富山県で第11回国民文化祭が開催されたとき、私は県実行委員会事務局に勤務しており、当時の苦労を思い出し、とても懐かしい気持ちになった。
部員たちの舞台を見届けたあと、私は一路「能登島」に向かった。能登島大橋の手前で車を止め、さっと着替えて能登島大橋をランニングで渡ることにした(富山マラソン2023に備え、最近愛車にはランニングシューズと着替え、そしてお風呂セットを常備している)。能登島大橋を「新湊大橋」に見立て、海からの横風を受けながらも気持ちよく橋を渡ることができた。
橋の途中で、ふと前日お昼にテレビでやっていた電動バイクで全国各地を旅する番組(「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」)で流れていた『さすらい』という曲が脳裏に浮かんだ。もとは奥田民生の曲だが、番組ではスピッツのカバー曲が使われている。のんびりバイクで各地を旅することなど今は叶わないが、富山マラソンを無事完走できたら、せめて近場の温泉にでも出かけたいものである。