スキー・クロスカントリー競技において、本校3年生の山下陽暉君が全日本強化指定選手に選ばれました。生徒会誌「清流」で特集されたインタビューを一部掲載します。
Q1 数々の大会で素晴らしい成績を収められていますが、自分が成長したきっかけはありますか。
A1 きっかけは体が大きくなったことですね。高校生になってから家で自主練習をしています。高1のときはランニングや体幹トレーニング、高2からはストレッチも取り入れて、体のケアを大切にするようにしました。高3になってからは全日本大会などで様々なことを教わったので、そこに筋力トレーニングなどを取り入れ、様々なことに取り組んでいます。あと、顧問の先生からもらうメニューを1つ1つ真剣にこなすことで、しっかりと成績を残すことができたと思います。
Q2 3年生になってからは海外で武者修行もされましたが、海外での練習を通して感じたことを教えてください。
A2 海外の選手は、自分たちと体の大きさもパワーも違うということをすごく感じました。しかし、「その中で自分たちはどうやって勝っていけばいいのか」ということを考える機会にもなりました。思いをコーチたちに相談して改善策をもらうことで、世界で活躍するためにすべきことを教わることができました。
Q3 今抱いている将来の夢を教えてください。
A3 実は、今までオリンピックでクロカンだけメダルを取ったことがないんです。だから自分がクロカン選手としてメダルを取りたいですし、どうせ取るならやっぱり1番いい色の金メダルがいいですね!それが僕の夢です。
Q4 スキー競技を通して、学んだことや成長したことを教えてください。
A4 体の使い方をもっと考えていけるということです。練習をするときに、動作によって動かす部分や部位を真剣に考えるようになりましたし、練習後のケアも大事だと分かりました。最近ではドーピング問題もすごく考えさせられました。競技に関して追求していくことで、日頃のそういうところからのことも学んでいけたと思います。
成長したことは、何事にも継続してしっかりと取り組めるようになったことだと思います。家での自主練習も毎日続けていますし、一度やろうと決めたことは諦めずに粘り強くできるようになりました。それは部活動を通して身についたことかなと思います。
Q5 後輩のみなさんにメッセージをお願いします。
A5 南砺平高校は地域の方々や様々な人に支えられている学校です。僕もそういう環境で3年間過ごしたからこそ今があるのだと思います。感謝の気持ちを忘れずに、そして自分もそうだったように、みなさんも自分の夢をどんどんどんどん実現させていってほしいと思います。
勝負の時は真剣そのものですが、インタビューでは学校の話題、特に部活動の話になると頬が緩む場面も見られました。
南砺平高校の全員が、今後の活躍を期待しています。