10月初旬は残暑のような日も続いたが、このところさすがに冷え込んできた。雨の日が徐々に増え、冬が間近に迫ってきたかのような昨今の天候である。思えば、富山は一年を通して雨の降る日が多い土地柄で、冬の降雪も含め、傘が必要な日がかなり多い。学校行事も雨に左右され、その日に限って雨が降り、順延・中止を余儀なくされることもしばしばだ。ちなみに、本日予定していた茅刈(かやかり)体験や冬支度は明日に延期となった。
そもそも日本は気候的に雨の多い地域だからか、昔から雨をテーマとした曲が多い。曲名に「雨」がつくものはもとより、「雨」を連想させる(または背景とした)曲もかなりある。そしてその多くが実にいい曲なのだ。
私のお気に入りの雨ソング(ベスト5:順不同)を以下に紹介する。
○雨(森高千里):私がおじさん(おじいさん)になっても、この曲は心に染みる。
○レイニーブルー(徳永英明):最近、電話BOXを見かけなくなり、ダイヤルを回すという言葉すら死語となりつつある。それにしても、なぜあんなに透き通った美しい高音が出せるのだろうか。
○雨の物語(イルカ):学生時代、イルカのコンサートに行った記憶が鮮明に蘇る。当時、なごり雪や海岸通もよく聴いたが、今どの曲を聴いても涙が出てくる。
○最後の雨(中西保志):「本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない」と言えるような恋愛を、果たして自分は経験してきたのだろうか。
○優しい雨(小泉今日子):「出会ってしまった二人」というフレーズは、余りにも切なく悲しい(不倫の歌という話も)。
こうして並べてみると、雨の曲には総じて失恋の歌が多いような気がする。きっと涙には雨がよく似合うのだろう。今の高校生は、どんな雨の歌を聴いているのだろうか。さし当たりRAIN(セカオワ)とか・・。皆さんにとってのお気に入りの雨ソングはどんな曲ですか。