11月7日(日)、富山マラソン2021に出場した。2年ぶり5回目の挑戦だったが、結果は5時間半。当日は天候に恵まれ、体調も万全だったはずなのに、目標としていた前回2年前の自己記録(4時間43分42秒)を塗り替えるどころか、途中大きく失速してしまい、悔しいゴールとなった。

 自分なりに敗因を分析してみると、考えられるのは2年間のブランクだ。普段からろくにトレーニングもせず、これまで同様9月になってからおもむろに練習を始めた。どうやらこれが甘かったようだ。自分自身、持久力には少々自信があった。しかし、2年という歳月の間、確実に年をとり、今回、特に体力と脚力の衰えを思い知らされた。

 人間、他人に負けるのは悔しいが、自分(のたてた目標)に負けるのはもっと悔しい。完走できればいいやと思って初めて挑戦した5年前とはやはりどこか違う。回を重ねるたびに、新たな目標ができたからだと思う。もちろん、マラソンを走る理由は人それぞれだが、前にも書いたように、まだ頑張れる自分をこの先も見てみたいと思うのだ。

 ドリカムの曲に「何度でも」というとんでもない歌がある。「10,000回だめでへとへとになっても、10,001回目は何か変わるかもしれない」。そして「明日がその10,001回目かもしれない」というのだ。落ち込んだとき、辛いときにこの曲を聴くと、なぜか勇気が湧いてくる。Dream is come true を信じたい。